新しいボイラーは約10%効率が良くなったが、実際のところ、どれくらい灯油の消費量がこれまでより変わるか、確認していきたいとおっしゃられていました。
電気自動車って本当にエコなの?と言う考え同様、今回はエコキュートに取替えるのではなく、あえてそのままボイラーからボイラーの取替えとしました。
エコフィールに替える事により、従来タイプよりCO2も約13%削減できるようになりました。
南砺市/カーボンニュートラルの実現に配慮したSDGsなボイラー取替工事【10207】
使用しているボイラーの10年点検を行われたK様。
幸いにも故障箇所はありませんでしたが、点検された方に「煤の溜まり具合より1~2年のうち故障の可能性が高い」、「その時だと設置してから10年以上経過しているため、故障しても対応部品が無く修理できないかもしれない」、「これを機にボイラーを取替えられては」とのアドバイスを受けて思い切ってボイラーを取替える事にされ、ツカサクにご相談いただきました。
まだまだ使用できる現役バリバリのボイラーだったため、せっかく取り替えるなら光熱費を抑えられる商品への取替えが良いと思い、排気の熱を利用してお湯を作る『エコフィール』をご提案させていただきました。
またその際に補助金の事もお話しさせていただきました。
エコフィールは子育てエコホーム支援事業の対象商品です。詳しくはこちらをご覧ください。※補助金申請には要件があります
結果、補助金の事もあり、エコフィールのボイラーをお選びいただきました。
補助金を使えば安くできると勘違いされがちですが、熱効率が良く多機能でエコに繋がる商品は、通常効率の商品と比べ高価になることが多いです。
通常効率の商品と比較して価格が高くなった分を補助金で補填するので、新しい商品は環境に優しいエコなタイプを選んでくださいというのが補助金の本来の主旨になります。
また、エコな給湯(きゅうとう)器をもじった『エコキュート』と言うネーミングと、電気はクリーンで地球に優しいと言うイメージより、ボイラーからエコキュートに変更されるお客様が多くいらっしゃいます。
深夜電力を使用するエコキュートは、家計的には確かにエコかもしれませんが、環境的には果たして本当にエコなのか、疑問なところもあります。
実は発電所で作られた電気の40%としか家庭に届かないといった驚愕の事実があります。さらにその電気を作るために、発電所で化石燃料を使用していては本末転倒ということもあるかもしれません。
ガスや灯油は電気と違って、90%以上、無駄なく使用できますし、ボイラーのままであってもエコにする事は可能です。
今回のように、エコジョーズ(ガス)やエコフィール(灯油)を採用するやり方も環境に優しくおすすめです。
- 工事内容
- 石油給湯器交換工事
- お客様名
- K様邸
- 施工エリア
- 富山県南砺市
- リフォーム期間
- 1日
- 費用
- 26万円(工事依頼当時の価格です)
お客様の声
ツカサクからのコメント
同じメーカーの代替品であっても、年式によっては給水・給湯の接続口などの位置が違うため、ボイラーを外して、そのまま新しいボイラーを取付けられるのではなく、配管などのやり替えの必要があります。
補助金の主旨同様、その辺りもご理解いただき、ボイラー取替費用がある程度かかってしまう点、工事前からご納得して頂けていたので、感謝致します。
故障されてから慌てて取替を依頼されてくるお客様が多い中、車のようにキチンとメンテナンスいただき、早めのご依頼、有難うございました。お陰様でお互いに余裕をもって、工事にあたる事ができました。
エコフィール、従来タイプのボイラーに比べ構造が複雑で、故障が心配な部分ではありますが、世に出てから20年近く経過しているので、その辺りは改善されているのではないかと思っています。
【10207】
詳細
施工前
施工後
施工前
施工後
施工前
施工後