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エコキュートと石油給湯機の違いについて【検討中の方必見!】
最終更新日:2023/12/16
公開日:2023/05/15
みなさま、こんにちは!
富山県砺波市、射水市、高岡市、南砺市の水廻りリフォームのツカサクです。
今回はエコキュートについてです。
エコキュートの設置を考えているけど、石油給湯器と比較してランニングコストや使い方など何が変わるか不安…というお客様から尋ねられることがよくあります。
そこで今回はエコキュート設置を考えている方向けの内容となりますので、ぜひ最後までご覧ください!
エコキュートと石油給湯器の仕組み
石油給湯器はご存じの通り、灯油を燃焼させてお湯を沸かします。
使用するためには灯油が必要になりますので、石油給湯器の近くに灯油を貯蔵するオイルタンク(石油タンク)の設置が必要です。
同じ石油給湯器でもお湯の温め方に「直圧式」と「貯湯式」で違いがあります。
「直圧式」
給湯機の中で水を直接加熱しお湯を作ります。
水道の圧力をそのまま利用するので、パワフルな勢いのシャワーなどを使用できます。
お湯を使用するタイミングで加熱を始めるので、お湯が出てくるまで少し時間かかります。現在はこちらのタイプが主流です。
「貯湯式」
一定量のお湯を給湯器内のタンクに貯めているタイプです。
短時間の使用であれば、お湯を出したり止めたりしても、温度変化が少なくのが特徴です。
水道の圧力を利用できないので、勢いが少し落ちますが、高い圧力でお湯を出せる商品もあります。
まとめると石油給湯器は灯油を使用し、主にお湯を使用するタイミングで沸かす給湯器です。
エコキュートは電気と空気の力を利用して、1日分のお湯を沸かす給湯器です。
空気の力を効率よく利用しているので少ない電力でお湯を沸かせます。また空気を使っているので環境に優しいのも特徴です。
エコキュートは夜間にお湯を沸かし、そのお湯をタンクに貯めて1日使用します。
エコキュート用の電気プランに入ると夜間は電力が安いのでお得です。(詳しくは後述)
断水などの非常時にタンクのお湯を取り出すことができるので、万が一の際にも安心です。
本体タンクと室外機の設置が必要になるため、石油給湯器と比較すると設置場所にスペースが必要になります。
ランニングコストの違い
続いてランニングコストの違いについてです。やっぱりコストに関しては気になる部分ですよね!
ランニングコスト比較の前に、まずエコキュートの電気料金プランについてです。
エコキュートを設置した場合、電気料金は夜間に電気料金が安くなるプランに切り替わります。
北陸電力の場合は、「くつろぎナイト12」というプランになります。
夜間に電気料金がお得になるプランになりますので、この時間帯にエコキュートが1日分のお湯を沸かし、お得にご利用いただけます。
では、本題のランニングコストの比較についてです。
460Lのエコキュート(SRT-S466)を導入した場合と石油給湯器を使用した場合の料金を三菱が提供しているシミュレーションをベースに比較します。
ランニングコストはこのようになりました!
年間で比較すると約16,000円もお得になります!
エコキュートは石油給湯器と比較すると初期投資が高めになりがちですが、長年お使いいただくことでお得になっていきます。
また日常生活でも夜8時~朝8時までのお得な深夜電力の時間にうまく電気を使えば、もっとお得になりますよ!
エコキュートの選び方【タンクの大きさ】
エコキュートの選び方は3つのポイントに分けて紹介します
まずはタンク大きさについてです。
前述した通りエコキュートはタンクに深夜沸かしたお湯を本体タンクに貯めて、それを使用します。
日中にお湯切れを起こしても、沸き増しすることは可能ですが、日中の料金で湯沸かしすることになるので、電気代が高くなってしまう恐れがあります。
そのためタンク容量を決めることは重要です。
と言っても、1日に何リットルのお湯を使用しているかなんてピンとはきませんよね。
今回は世帯人数からおすすめのタンクの容量を紹介します
エコキュートのタンクは主に370L、460L、550Lの3つの大きさに分けられます。
おおまかに550Lタイプは5~8人、460Lは4~6人、370Lは3~5人程度での使用がおすすめとされています。
では、次に1日あたりのお湯の使用量を考えてみましょう。
シャワー 1人あたり 35L~
キッチン、洗面台 1人当たり 35L~
これを4人家族だとすると
シャワー 35L×4人=140L~
キッチン、洗面台 35L×4人=140L~
合計 460L~
このようになります。
ここで「3~5人向けなのに370Lじゃ足りないんじゃ?」と思った方もいらっしゃると思います。
実はエコキュートの「タンク容量=使えるお湯の量」ではないんです!
タンクの中のお湯は65℃~80℃程度と高温で、そのままで使用することはできないため、水と混ぜて適温にします。そのため、タンク容量よりも多いお湯を使用することができます。
季節や貯湯温度によって差はありますがタンク容量の1.5~3倍程度のお湯を使用することができます。
使用可能な湯量の目安は
(タンク沸き上げ温度-給水温度)/(使用温度-給水温度)×タンク容量 で求めることができます。
例えば富山県の給水温度はこのようになりますので
例えば5月(14.1)でタンク内に65度のお湯を460L沸かして42℃で使用する場合
(65℃-14.1℃)÷(42℃-14.1℃)×460= 約840ℓ のお湯を使用することができます。
そのため、ご家庭によっては小さめのタンクの商品でも問題ない場合もあります。
普段は問題なくでも、長期連休などの際に家族が帰省するなど、使用人数に変動がないかなども含めて検討してみてください!
エコキュートの選び方【給湯仕様】
タンクの容量が決まったところで次は「給湯仕様」です。
給湯仕様では浴槽へお湯はりをするときの方法やおいだきの有無などが関わってきます
主に3種類からお選びいただけます。
フルオートタイプ:ボタン1つで浴槽にお湯はり行います。お湯はり後は自動で保温(おいだき)や足し湯を行いお湯の暖かさをキープします
オートタイプ:ボタン1つで浴槽にお湯はりを行います。お湯はり後の自動保温機能(おいだき)はありません。
給湯専用:手動でお湯はりを行うタイプです。
今の給湯機器と同じ仕様を選ぶ方が多いですが、一番よく選ばれているのはフルオートタイプです。
エコキュートの選び方【メーカー・機能】
最後にメーカー・機能についてです。
ツカサクでも多くのメーカーのエコキュートを取り扱っています。
今回は一部のメーカーの代表的な機能についてご紹介します。
【三菱】
ツカサクでもよく選ばれているメーカーです。
◆キラリユキープPLUS
ふろ配管を通るお湯に深紫外線を照射し、菌の繁殖を抑制する機能です。
自分の好きなタイミングでの照射してお湯を除菌することも可能なので、きれいなお湯で入浴したい場合や残り湯を洗濯に使用したい場合におすすめです。
お湯をきれいにするだけでなく、そのお湯を流す排水口の汚れの発生も抑えてくれる一石二鳥の機能です。
◆バブルおそうじ
お湯の中にマイクロバブルを発生させて、浴槽のお湯を排水する際に配管をマイクロバブルが洗浄してくれる機能です。
長年使用していると配管内に汚れが付着します。
こちらの機能は浴槽のお湯を排水するだけで、普段お手入れのできない配管内を洗浄し、お風呂のお手入れをラクにします。
【ダイキン】
多様な給湯仕様で高圧タイプが選べるメーカーです。
◆おゆぴかUV
お湯に深紫外線を照射し、菌の繁殖を抑制します。
風呂保温中も照射を続けるのでお湯のきれいを保ちます。
もちろんきれいな残り湯は洗濯にご利用いただけますので節水にもつながります。
◆パワフル高圧給湯
他メーカーではフルオートタイプのみ対応していることが多い高圧型ですが、ダイキンの場合は給湯専用の商品でも高圧型をお選びいただけます。
「シャワーの圧が弱いから高圧型にしたいけど、給湯専用がいい!」という方にはダイキンがおすすめです。
また他メーカーと比較すると高圧型の圧力が強めなのも魅力の一つです。
【パナソニック】
◆AIエコナビ
センサーが人の出入りを検知し、無駄なエネルギーをカットし省エネです。
浴室内をセンサーで感知し、人がいないときは風呂保温のエネルギーの消費を抑え、浴室への入室を感知した際に素早く加熱します。
浴槽のお湯の冷め方も学習し、よりエネルギーをカットして運転します。
◆温浴セレクト
ボタン1つでお好みの温度を選ぶことができます。
ゆっくりぬるめのお湯に入りたいなど、その日の気分に合わせてお湯の温度を3つのモードから選べます。
水を足さなくても好みの温度にできるので、節水にもつながります。
【東芝】
◆銀イオンの湯
お湯の中に銀イオンを発生させ、菌に吸着し繁殖を抑えます。高い除菌効果はもちろん、防臭効果にも期待できます。
配管内を銀イオンが発生したお湯が通るので、配管内の清潔に保ちます。
銀イオンの量は調整できるので、入浴する人数や残り湯の用途などに合わせてお選びいただけます
◆5年保証
東芝エコキュートは5年間のメーカー保証が付いています!
他メーカーは1~2年程度ですので、安心感があります。
ツカサクのエコキュート商品メニューはこちらから!
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補助金は2023年12月31日までに工事・申請を完了したものが対象です。予算が尽きた場合、早期終了しますのでお早めにご相談ください。
ツカサクは補助金の申請を行える登録事業者ですので、お気軽にご相談ください!もちろん相談・見積は無料です!
補助金の詳細はこちらをご覧ください。
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