スタッフブログ
快適なトイレへリフォーム!後悔のないトイレの選び方
最終更新日:2024/10/13
公開日:2024/10/13
みなさま、こんにちは!
富山県砺波市、射水市、高岡市、南砺市の水廻りリフォームのツカサクです。
今回はトイレの選び方についてです。
トイレを交換したい!と思ったら、皆さまはどういう基準で決めていきますか?
こちらの記事では、トイレリフォームの際のトイレの選び方や最新のトイレについてご紹介します!
トイレリフォームをご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてくださいませ!
目次
トイレはいつリフォームする?
まずはトイレ交換の時期についてです。皆さまは何年ほどトイレを使用していますか?
トイレには交換を推奨する時期があります。
トイレの使用開始から10年程度での交換がおすすめされています。
トイレの便器(陶器部分)は長くお使いいただけますが、内部に使用されている部品などが、10年程度で寿命を迎えてしまうため、この年数が目安となっています。
10年以上経っても不具合などが無ければ使用を続けることは可能ですが、修理部品の生産が終了してしまっている可能性が高くなります。
不具合などが発生しまった際に、修理部品が無ければ修理することができません。その場合は、トイレを交換することになります。慌ててトイレの交換をして後悔してしまわないよう、使用開始から10年程度経過したら、トイレリフォームについて考えてみるのがおすすめです。
トイレの選び方~形状~
トイレを選ぶ基準として、まずトイレの形状があります。
トイレの形状は「組み合わせ式トイレ」「一体型トイレ」「タンクレストイレ」に分かれます。
組み合わせ式トイレ
今も使っているなど、なじみ深い方が多いトイレの形状なのではないでしょうか?
組み合わせ式トイレはタンク・便器、便座を組み合わせて1つのトイレを形成しています。
・タンク・便器、便座を組み合わせているので、便座が故障してしまった際には便座のみの交換が可能
・手洗い付きが選べる
・比較的安価な商品が多い
・水圧の影響を受けない
・組み合わせているため隙間が多く、お手入れの際少し手間がかかる
・タンクが立ち上がっており圧迫感がある
一体型トイレ
見た目はタンクレストイレのようですが、内部は組み合わせ式トイレのようにタンクに水をためて便器洗浄を行います。
タンクが内蔵されているので、水圧が低いお住まいや2階にも設置が可能です。
・比較的コンパクト
・一体となっているので隙間が少ない
・手洗い付きが選べる
・水圧の影響を受けない
・種類が少ない
・故障の際はすべて交換になることが多い
タンクレストイレ
名前の通りタンクがなく、すっきりとしたデザインのトイレです。高グレード帯の商品に採用されている形状で、デザインも機能もこだわりたい方におすすめの商品です。
・コンパクトでデザイン性が高い
・多機能な商品が多い
・一体となっているので隙間が少ない
・比較的高価になりやすい
・故障の際はすべて交換になることが多い
・水圧で洗浄を行うため、水圧が低いお住まいや2階への設置が難しいことがある
ツカサク砺波店、ツカサク射水店では3つすべての形状のトイレをご覧いただけます。ぜひ実際に見て、比較してみてくださいませ。
トイレの選び方~機能~
続いてトイレの機能についてです。
今回はお客様からご要望いただくことの多い人気機能を紹介いたします。
トイレの機能は後から追加や変更はできませんので、後悔のないようにどんな機能があるのか知っておくのがおすすめです。
自動便器洗浄
使用後トイレから立ち上がると自動で便器洗浄を行います。トイレのレバーなどに触れずに洗浄を行うことができます。
こちらの機能はウォシュレット付きトイレの8割程度の商品で選ぶことができる、標準機能に近い機能です。
自動開閉機能
トイレに近づくと自動でフタが開き、離れると自動でフタが閉まります。かがんでフタを開ける必要がないので、体に負担をかけることがありません。
除菌機能
汚れやすいトイレですが、毎日掃除をするとなると大変ですよね。汚れや臭いを少しでも抑制させる機能として除菌機能があります。
商品によって、ノズルや空間、便器、便座などを除菌します。
脱臭機能
トイレへ着座すると脱臭を始める機能や、より強力な脱臭機能、空間を脱臭する機能など、商品やメーカーによってさまざまな脱臭機能が用意されています。
空間の脱臭を行います。よく使用する時間帯を学習し、効率的に脱臭を行うので、無駄な快適な空間を保ちます。においを集めるカートリッジはトイレ内で洗浄・除菌するのでキレイが続きます。
便器内で気流を発生、循環させて脱臭を行います。においの上昇を気流がキャッチし、吸い込むことで空間ににおいを充満させません。
ウォシュレットの温水供給方式
ウォシュレットを使用すると出てくる温水がどこから供給されているかご存じですか?
ウォシュレットを使用する際に出てくる温水の供給方法は2種類に分かれます。
温水をトイレのタンク内に貯めておくタイプです。
タンクの中でお湯を保温する必要があるので、消費電力が多くなりがちです。
連続で使用して、タンクの中のお湯が尽きてしまった場合は温度が下がってしまいます。連続使用には向いていないタイプです。
比較的安価な商品に採用されている方式です。
ウォシュレットを使用する際に水を瞬間加熱し、温水を作り出すタイプです。保温にかかる電気代を抑えることができます。また、連続で使用しても湯切れの心配がありません。
比較的高グレードの商品に採用されている方式です。
温風乾燥機能
温風でおしりを乾燥させます。
標準機能と思われがちですが、付いていないトイレも多いため注意が必要です。
室内暖房機能
トイレから温風を出し、トイレ室内を温めます。トイレが寒いけど、「暖房器具を置くスペースがない」「トイレの雰囲気を壊したくない」「小さなお子様やペットがいて暖房器具を置いておくのは危ない」という方にはおすすめの機能です。
高グレードのタンクレストイレでお選びいただける機能です。
トイレの選び方~省エネ~
使えば使うほど節水
近年のトイレは節水機能に優れています。
「大」の場合使用する水量は3.6L~5L程度と、20年程度前のトイレと比較すると洗浄に使用する水の量は半分ほどまで減っています。
例えば洗浄に8L使用しているトイレと最新トイレを比較すると、1年で約16,000Lの節水になり、水道料金を計算すると年間約5,000円ほど節約できるので、新しいトイレへ交換して、長く使えば使うほどお得になりますよ!
※4人家族で1人あたり大1回/小1回。洗浄に使用する水量は従来品大8.0L/小6.0L、最新機種大3.6L/小3.0で計算。水道代=税込み265円/m3
節水タイプのトイレを選ぶとその分お得になりますので、洗浄に使用する水の量も要チェックです。
節電機能で省エネ
トイレについている節電機能を上手に使えば、電気料金を節約できるかもしれません。
4人家族で1日にトイレを使用する時間は24時間のうち50分といわれています。使用していない残りの時間、電気をずっと使い続けているのはもったいないですよね。
そんな待機時間の電気を節電できる機能を紹介します。
設定した時間から一定時間、便座のヒーターをオフにして節電します。お仕事中など使用する人がいない時間があるというお住まいにおすすめです。
TOTO | タイマー節電 |
LIXIL | ワンタッチ節電(8h) |
使わない時間をトイレが学習し、使用しない時間帯は便座温度や温水温度を下げて節電します。
TOTO | おまかせ節電、スーパーおまかせ節電 |
LIXIL | ワンタッチ節電(8h) |
温水の供給方法で変わる電気代
こちらの項目でご紹介した通り、ウォシュレットで使用する温水の供給方式は「貯湯式」と「瞬間式」の2種類に分かれます。
「貯湯式」はトイレ内のタンクに温水を貯めて使用します。「瞬間式」はウォシュレットを使う際に水を加熱し温水を作り出します。
常時温水を保温している「貯湯式」のほうが電気を多く使用するというデータがあります。
節電をしたい方には、瞬間式のトイレがおすすめです。
ですが、瞬間式のトイレは比較的高グレードな商品が多いため、「そこまで高グレードトイレじゃなくても…」と感じられた場合は貯湯式のトイレを選んで、節電機能をうまく活用するのがおすすめです。
トイレの選び方~掃除のしやすさ~
トイレといえば、掃除のしやすさが気になるところですよね。トイレのお掃除機能などについて紹介します。
陶器の性能
水アカや黒ずみなど、トイレの汚れに悩まされた方は少なくないと思います。少しでもお手入れがしやすくなるように、トイレの陶器も進化を続けています。
TOTO製のトイレは「セフィオンテクト便器」が採用されています。
便器の表面が菌が入り込めないほど、ナノレベルで滑らかなのが特徴です。滑らかさの理由は、特殊なガラス層を表面に焼き付けていることにあります。
汚れが付きにくく、付いてしまっても簡単に落とせるため、お掃除が簡単です。
セフィオンテクト便器の滑らかさについてもっと知りたい方はこちらをご覧ください。
LIXIL製のトイレは主に「アクアセラミック便器」が採用されています。
ガンコな水アカも汚れも落とすことができることが特徴の便器です。
水アカは洗浄水に含まれるシリカと便器表面の水酸基が科学的結合することによって発生します。
アクアセラミック便器は便器表面に水酸基を発生させないので、水アカの発生を抑制します。
日頃のお手入れでキレイが長続きします!
お掃除のしやすい構造
トイレの形状によって、掃除のしやすさも異なります。
タンク、便器、便座が組み合わさって1つのトイレになっている組み合わせ式トイレは、どうしてもすき間が発生してしまいます。
便座はワンタッチで簡単に取り外すことができるので、奥までお手入れ可能ですが、すき間が大きいのでほこりなどの汚れがたまりやすいのがデメリットです。
一体型トイレやタンクレストイレの場合は、汚れがたまりやすいすき間が少なく、全体的に拭き掃除がしやすい形状となっています。
また、臭いの原因となりやすい便座と便器のすき間の汚れも、上部分が持ち上がるので、簡単にお掃除ができます。
便器フチなし形状
ブラシが届かないことでお手入れがしにくく汚れがたまりやすかった便器のフチも、フチ自体をなくすことで、お手入れの手間を軽減しています。
除菌機能
こちらの項目でもご紹介した通り、トイレには除菌機能がついている商品があります。
毎日トイレ掃除をするのは大変ですよね。でも、汚れや臭いの原因となる菌はどんどん蓄積されていきます。
トイレのキレイを守るお手伝いを除菌機能が行います。
浮かしてラクラク床掃除
最近人気のトイレが床から浮いているタイプであれば、床のお掃除が簡単できますよ!
便器と床のすき間にたまるほこりや汚れが気になる!ということはありませんか?浮いているタイプであれば、フロアワイパーなどで簡単に奥までお掃除できます。
浮かせるタイプのトイレは後ろのキャビネットに本体を固定することで浮かせています。
設置の際にはキャビネットをしっかり壁に固定する必要があるため、下地工事などが必要になる可能性があります。
また、洗浄に使う水の量も他商品に比べて多く必要になりますのでご注意ください。
こんなリフォームが一緒におすすめ!
せっかくトイレ交換を行うならこんなリフォームも一緒に行うのがおすすめです。
一緒に行うとお得になることもございますので、要チェックです。
壁、床のリフォーム
トイレ交換の際に一緒に行うリフォームとして大変おすすめなのが壁や床のリフォームです。
トイレの壁や床をリフォームする際にはトイレを1度外す必要があるため、一緒に行うことで工事費もお客様の負担も少なくなります。
トイレの壁や床にはこのような建材が選ばれています。
壁の建材の中で、最も普及率の高いのが壁紙です。
デザインが豊富で、理想のトイレ空間に合わせて色や柄などをお選びいただけます。
また比較的安価なのも魅力です。
機能性を持った壁紙も多数ありますので、壁紙を選ぶ際にはデザインとあわせて一緒に注目してみてください。
トイレの場合は消臭、汚れ防止などの機能を持った壁紙がおすすめです。
壁にパネルを貼って、お掃除をしやすくするという方法もあります。
水が染み込まないパネルなら、時間がたってもふき取り掃除ができるので安心です。
壁にパネルを貼ったこちらのリフォーム事例はこちらからご覧ください。
トイレリフォームでよくお選びいただいている建材の一つです。
塩化ビニル素材でできたシート状の床材で防水性が高く、汚れもふき取って落とせるため、水まわり空間におすすめです。
木目柄やタイル柄などデザインも豊富です。
主に木材から作られた床材です。
他の素材にはない、木ならではのあたたかみのある風合いが魅力です。
木から作られているということで、水に弱いということに注意が必要です。
表面にシートを貼るなど、水対策がされている商品もありますので、なるべくそのような商品を選ぶのがおすすめです。
バリアフリーリフォーム
トイレは10年程度使用可能な設備です。10年先のことを考えて、手すりなどの設置も検討しておくのがおすすめです。
手すりはバー状のしっかりつかまれるものから、折り畳みのできるアームレストタイプ、立ち上がりのサポートができる棚タイプなど様々な種類があります。
また、入口に段差がある場合は転倒の原因になってしまう可能性があるため、段差をなくすリフォームをしておけば安心です。
紙巻き器、収納、手洗い器などの交換
トイレと同様、長い年数使用している小物類も劣化していきます。
せっかくのリフォームですので、トイレ交換の際には紙巻き器、収納、手洗い器などの小物の交換も一緒に検討してみてくださいませ。
トイレリフォームを思い立ったら
トイレリフォームを考え始めたら、ぜひツカサクにご相談ください。
ツカサク砺波店、ツカサク射水店では常時複数台のトイレを展示しておりますので、実際の商品を見て、比べながらお選びいただけます。
相談・見積は無料です!もちろん相談、見学のみも大歓迎です。
HPでは実際のリフォームの詳細がわかる施工事例やリフォームパックを紹介しております。ぜひご覧ください!
▼▼LINE無料相談はこちらから!▼▼